母の日 カーネーション 理由

母の日の花は何でカーネーションという事になっているのでしょう？

アメリカでは南北戦争の後に、戦争で息子たちを失ったお母さんたちを慰めるために母の日を制定しようとの動きが有ったのですが、提唱者の心変わりでこの最初の動きは頓挫したようです。

その後、２０世紀の初頭に、アンナ・ジャービスという女性が亡くなったお母さんを偲ぶための教会でのサービスを働きかけ、お母さんの好きだった白いカーネーションを沢山飾ったことから、改めて下院に母の日を国の記念日として休日とするべく働きかけて、１９１４年、時の大統領ウッドロー・ウイルソンがサインをして、５月の第２日曜日が正式にアメリカの祝日として制定されたとの事です。

カーネーションが母の日の花になったのは、アンナ・ジャービスがお母さんの好きだった白いカーネーションを飾った事に由来するのは間違いない様です。
そして、亡くなったお母さんの為に白いカーネーションを、というのは流れとしては当然の様に思えます。
但し、赤いカーネーションが母の日の花だと決まったいきさつについては、いくつかのアメリカのサイトを覗いてみたのですが、はっきりとしたことはわかりません。

キリスト教では、赤は血の色、聖母マリアの色であると言われていることからの連想であろうというのは当っているのかも知れません。

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